将来ビジョン策定検討協議会(第10回協議会)
2月16日(月)に「区立小・中学校将来ビジョン」の第10回協議会(全体会)が開催されました。
協議会では、まず、事務局より、パブリックコメントの実施について報告(76人から342件の意見提出あり)があった後、その結果を受けて事務局が改訂した将来ビジョンの「たたき台」について説明がありました。
その後、議論に入りましたが、その際に出た主な意見は以下の通りです。
①区立小学校について「複数学級の確保」が最初に出てくるが、複数学級の確保が最終目的ではなく、学校規模の平準化(大規模校の規模の適正化)の結果として複数学級が実現されるはず。考え方の順序が違うのではないか。
②学校と地域の共働の点で、学校地域支援本部やボランティアが学校に協力することは理解できるが、それが教員の負担軽減のためということであってはならない。教員の負担軽減は地域に頼るのではなく、教育委員会が責任をもって取り組むべき問題。
③協議会でずいぶん議論された「少人数学級」について、「その実現は困難な状況にあります」と結論しか書かれていない。実現が困難なのであれば、その理由も含めて、もっと丁寧に記載すべき。
④小学校の学校規模の平準化のための対策を5~6年かけて行うとしているが、その後に検証期間も必要なことを考えると、ずいぶん悠長な話ではないか。5~6年では入学した子供が卒業してしまう。
⑤魅力ある中学校づくりの支援を平成21年度から3年間行うというが、21年度には具体的に何をするのか(⇒これに対しては、21年度は予算措置がなされておらず、お金を伴う支援はできない、との回答あり)。
⑥区立中学校の学校選択制について「学校の教育目標や指導方針などを積極的に公開し、きめ細かな対応を行う」としているが、これらのことは既に現場レベルで相当程度やっている。これ以上何ができるのか、という気がしており、現場では選択制の限界も感じている。
⑦区民説明会を開催すべきではないか。(⇒これに対しては、今年度中にビジョンを策定するためには、説明会を開催する時間的余裕がないので開催しない、との回答)
今後の予定としては、今回の協議会の議論を反映させた将来ビジョンの最終案を事務局で確定させ、区議会での経過報告を経て3月の教育委員会で将来ビジョンが採択される予定です。しかし、ビジョンに基づく来年度以降の具体的なアクションプランは現状何もありません。来年度以降は、ビジョンの内容を踏まえて区の基本構想策定協議会で具体策を含め引き続き協議することになります。
以上
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